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又、別な椅子の修理

先日来かかっているレザー貼りの椅子は、構造が分かったので、2脚目以降順調に修理進行中。新たに持ち込まれた、キャスター付き椅子の、キャスター取り替え。テクニックを駆使して、深く食い込んだキャスターを外して、新たなネジを注文して取り付けようとしたが、合わない!結局、合うものがない事が分かって、お客様に相談した結果、最後の選択肢であった、”椅子の脚を切る”ことに。毎度のことですが、修理はやってみないと分かりません。

こういうボールベアリングみたいなもの(キャスター)が椅子の脚の先端についていて、椅子を楽に動かせるようになっていました。ボール部分が劣化して、ぼろぼろ床にこぼれてくるようになってしまいました。ネジが深~く食い込んでいて、隙間が狭くてスパナが入らない。スパナ代わりの治具を作って・・・。

苦心惨憺、やっと取り外しました。さあ、新しく取り寄せたキャスターをつけるぞー!っと。サイズが合いませんでした。合うものなし。切ることになりました。