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町の木工屋らしく

町の木工屋らしく、

町のあちこちから(正確には3、4か所ですが)、雑多な依頼が入ってきました。木の郵便ポスト、木の脱衣かご、炬燵天板、玄関ドアの補修等。スケッチブックを抱えてご依頼主宅に伺ったら、そこで又追加の仕事を頼まれたそうで。。。

 

まだ木工を始めて間もない頃、自分には芸術的な才能が無い、と随分落ち込んでいました。訓練校で得た情報の中には、芸術的な才能を開花させた人や、オークビレッジのように時流に乗って経営を軌道に乗せる能力を持つような人が多々いたからです。

 

それから40年近く。紆余曲折を経て、とにかく、今、自分の腕で稼いだお金で、ちょっと贅沢なおやつを食べる位はできるのは嬉しい限りです。木工一本で食べられる生活を送る事はできませんでしたが。。。自分の仕事で人に喜ばれ、感謝される気持ちよさは最高です。